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富山県で勉強会
2017年6月25日
園田歯科医院 院長の園田です。
6月24日、25日の土日の2日間はSEEDアドバンスコース第3回の講習会に参加してきました。
今回は米国補綴専門医の白先生の病院で、富山県高岡市での実習と講義、ディスカッションを行いました。
初日は、義歯(入れ歯)の実習を行いました。
米国補綴専門医レベルの治療なので、型を取って義歯も技工士さんに任せて終わりではなく、自分で全てゼロから作るという内容です。
完全に歯科医師がオーダーメイドで作りますので、義歯の歯茎の色から、患者さんの顔の状態にあった人口の歯の色や型まで歯科医師が全てチェアサイドで決めていきます。
歯科医師がオーダーメイドで作るので患者さんに途中経過を見てもらい、治療を進めていきますので、見た目も機能も完成度が非常に高い物が仕上がります。
そして最新の顎機能を分析する機械の実習です。
この器械を患者さんにつけてもらい、噛み合わせのズレや異常があるかどうか、顎関節の機能をデータで分析します。
今後は米国で行われている最新のデジタルを用いた歯科
療を行っていくのが、この講習会の見どころの一つですが、デジタルに移行する前にアナログ的な操作ができないと応用出来ないため、今は口の型を取って全てゼロから自分で作りますが、最終的には口の中をカメラでスキャニングしてPC上で歯の形や噛み合わせをデザインして3Dプリンターの様なもので義歯も作っていきます。
実習はここまでやるのかってぐらい、こだわってやるのですが、毎回実習に至るまでの参考図書や論文の量も膨大で、今まで日本で有名なスタディーグループの年間コースも受講してきましたが、他の講習会では無いような濃い内容で毎回進行しています。
2日目は講義とディスカッション、ケースプレゼンテーションです。
受講生全員で歯科における良書をパート分けしてまとめた内容を発表します。
今回も非常に濃い内容で学んでおりますので、綱島でもハイレベルな歯科医療を臨床に落とし込んで明日からの診療を行っていきたいと思います。
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